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消費税増税

6月26日(昨日)の衆議院にて
消費税増税法案が通過しました。
参議院が残っていますが、これで法案通過が
確実になりました。

もし予定通りに消費税が増税された場合、
「平成26年4月から⇒消費税8%」
「平成27年10月から⇒消費税10%」
となるようです。
ただし、そのときの経済状況を勘案しながら
との注意書きもありますので、本当の本当に
増税になるかどうかはその時にならないと
わかりません。


さて、この消費税ですが、増税になると
会社の負担は大きくなるのでしょうか。

これについては
「原則的に負担は変わりません」
というのが答えになります。

今まで5,000円(5,250円)で仕入れて
10,000円(10,500円)で販売していた場合、
消費税としては仕入時に250円を支払い
販売時に500円を預っていますので、
その差引の250円を納付しています。
利益の5,000円を基準にすると5%、
つまり利益に消費税率を掛けた額を
消費税として支払っているイメージです。

仮に消費税率が10%になった場合、
仕入時には500円を支払いますが、
販売時に1,000円を預って、その差し引きの
500円を納付することになります。
利益は5,000円の変わらずですから、
消費税率が10%になった分、
納付額が増えていますが、その分は
販売時に預かっていますので、
会社としての負担は変わって
いないことになります。

ただし、これはあくまで【外税】で
やれている場合の話です。
消費税率が上がったとしても、その分を
販売価格に乗せることができない場合、
この場合は単純な負担増になります。

また、消費税率の増加により、
お客様の購買意欲が低下するということも
十分考えられます。
一方でそれに対応して販売価格を
据え置いてしまうと、会社の負担が
単純に増えてしまいますので、
それはそれでも大変なことになります。


いざ消費税率が上がった時に焦らずに済むよう、
消費税率の上昇を価格に織り込めるのか、
また販売量はどの程度落ちそうなのか、
そのあたりのシミュレーションを
今から準備しておいた方が良いかもしれません。
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