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創業融資

新創業融資制度(日本政策金融公庫)

(平成26年6月現在)

その1で日本政策金融公庫の創業時に使える融資制度を
いくつかご紹介しましたが、あれらのような制度を使うときにセットで利用できる、
無担保・無保証人で融資を受けられる融資制度が用意されています。

【新創業融資制度】
新たに事業を開始する方や、事業開始後間もない方が、無担保・無保証人で
利用できる融資制度です。
クリアしなければならない要件は大きく分けると3つあり、
これらすべてを満たしている必要があります。
1.創業の要件
2.雇用創出、経済活性化、勤務経験または習得技能の要件
3.自己資金の要件

それでは、具体的に内容も見ていきましょう。

1.創業の要件
新たにこれから事業を始める、
または事業を始めてから決算申告を2期終えていない方が対象です。
新規開業資金などより範囲が狭いので注意しましょう。

2.雇用創出、経済活性化、勤務経験または習得技能の要件
ⅰ)雇用の創出を伴う事業を始める方
ⅱ)技術やサービス等に工夫を加えて多様なにニーズに対応できる事業を始める方
ⅲ)始める事業と同じ職種で6年以上の勤務経験がある方
ⅳ)大学等で習得した技能等に関連した職種で2年以上勤務経験があり、
同じ職種で事業を始める方
ⅴ)既に開業している場合は、開業時に上記のいずれかに該当していること
これらのいずれかに該当すれば2の要件はクリアです。

3.自己資金の要件
基本的には、創業時において融資を受ける資金の10分の1以上を
自己資金として保有していることが要件です。
つまり、1,000万円の融資を受けようとする場合、
100万円以上の自己資金を持っていなければなりません。
ただし、その額の自己資金保有していなくても、
上記2のⅲまたはⅳに該当する場合や、
技術・ノウハウに新規性があるなど一定の条件をクリアしている場合、
この自己資金の要件を満たしていると見なす例外もあります。

新創業融資制度の融資限度額は3,000万円(うち運転資金1,500万円)です。

ご興味がおありでしたら、日本政策金融公庫のホームページに
もう少し詳しい情報がありますのでご覧ください。

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